カポエイラって何!?

カポエイラはブラジル発祥のスポーツで、格闘技・ダンス・音楽・ブラジル文化が融合した伝統舞踊・伝統芸能です。
16世紀 ブラジルがポルトガルの植民地だった時代に、アフリカから連れてこられた黒人奴隷たちが自己防衛として生み出した格闘技といわれています。そして、雇い主から警戒されないように、音楽を奏であたかもダンスを踊っているかのようにカモフラージュしながら練習していたようです。

ジンガと呼ばれるステップを踏み、回転蹴りなどのカポエイラ独自の蹴り技や逆立ちや側転などのアクロバティックな動きを使って、音楽に合わせて戦うのがカポエイラです。 音楽にのせてアクロバットをいれながら蹴り合っている様は、あたかも踊っているかのようにも見えてきます。

相手に蹴りを当てる・相手を倒す事が目的ではなく、相手を尊重し、いかに息のあったゲーム(ジョーゴ)ができるかが評価されます。その為、カポエイラでは勝敗をつけません。

帯と昇段式

カポエイラは、日本の武道のように帯でレベル分けされます。
年に一度開かれる昇段式(バチザード)で、帯があがっていきます。
団体によって、色の違いや階級の呼び名なども異なりますので、当団体の帯については、「団体紹介」をご覧ください。