回転蹴りの応酬

多彩な蹴りが交差していく光景はまさにアート

まずカポエイラの多彩な蹴りの数々に目を奪われます。
縦に蹴る、回転しながら蹴る、逆立ちしながら蹴る、ジャンプしながらアクロバティックに蹴る。

基本のステップから一度蹴りが始まると、歯車のように蹴りの応酬が始まります。
蹴りのダイナミックさだけではなく、ギリギリの所でかわして蹴り返す臨場感や当たるんじゃないかというヒヤヒヤ感で、本人はもちろん見ている人の興奮を誘います。

アクロバティックな動き

基本技から応用技まで。まず自分に合ったオリジナル技を磨きましょう

基本のアクロバットといえば、逆立ちや側転があります。
バク宙などの難しい技もありますが、必ずしもアクロバットができる必要があるわけではありません。
もちろんアクロバットが得意な人には、難しい技にも挑戦できるように指導もしますが、
大事なのは自分の得意な技を相手とのやりとりの中のどのタイミングで出すかということ。
出すタイミングによって、基本のアクロバットでも大歓声を生む事だってあります。
カポエイラが楽しいところの1つです。筋力や体格差を埋めれる術が発見できます。
バク転やバク宙ができる先生でも、1番好きなアクロバットは側転(アウー)と答える人が多いです。

ブラジル式
体幹・リズムトレーニング

ブラジルのプロアスリートに絶大な人気!?

カポエイラは、アンバランスな動きが非常に多く、
しなやかな身体づくり・体の芯となる体幹を自然と養うことができるスポーツといわれます。
どこにチカラを入れるのか、どういった姿勢がいいのか、
カポエイラを通して教えてもらうとすんなり理解できる人も多いです。
カポエイラの音楽を聴きながら動く事で、自然と身体のリズムが合ってきますから、
リズム感がない人もリズムが勝手に身体にはいってきます。

ブラジルのプロサッカー選手やプロアスリート選手たちが、
カポエイラから身体の使い方やリズムを学んでいたという話は有名ですね。
そういった話を元に「ジンガ」という映画も公開されていました。

音楽も歌もクール

サンバのような情熱ある音にあふれています

カポエイラ独特の楽器で奏でる音楽や歌は、唯一無二のハーモニーを奏でます。
カポエイラの動きを盛り上げてくれたり、自分の動きを格好良く見せてくれたり、
カポエイラには切り離せない存在です。

カポエイラ以外で見た事ない楽器が多いので、最初からできる人はほとんどいませんから、
少しの勇気を出して楽器を触ってみると、意外と自分の秘めた音楽性に火がつきますよ。
歌うことが苦手でも、「気付けばなぜか歌っている」という魔法にかかります。

カポエイラで変わる

コミュニケーション能力

カポエイラは、「戦う」「踊る」というよりもそれらを使って「対話する」という表現が近いかもしれません。
カポエイラがアートと呼ばれる所以がここにあるように感じます。

相手を尊重し、相手の動きに合わせて次の自分の動きを合わせる。
どちらかが一方的な蹴りばかりでも、うまく成り立ちません。これは会話と一緒ですよね。

カポエイラは子供も大人も一緒に世代を飛び越えてカポエイラをする時があります。
これは子供にとっても、大人にとってもをする普段経験できない時間でしょう。
きっと対話も会話も変化がみられるはずです。

カポエイラでリフレッシュ

非現実世界で心と身体を整えましょう

嫌な事、悲しい事があっても、カポエイラで汗を流すと忘れれる。
楽器を夢中で叩いたり、大声で歌ったりすると楽になれる。
そんな生徒の方々の声をよく耳にします。