Lagoa do Abaeté Japão
ラゴアドアバエテ当団体は、ブラジルのサンパウロに本部を置き、日本国内においては大阪を拠点に東京・岡山・熊本に支部を構えるカポエイラ団体です。
当時ストリートダンサーだった日本代表の徳永が、世界的に有名なダンサーがカポエイラを取り入れてることを知り、1999年にカポエイラを求めて未知のブラジルへ渡りました。
見たことのないスタイル
数々の団体を見てきた徳永でしたが、「Lagoa do Abaeté」創始者である「Mestre Itabuna」に会う事で、カポエイラの見方が180度変わりました。 ジンガ・蹴り方・間合いの取り方が違う上に、柔軟性のあるダイナミックなアクロバットの数々。 それはブラジルの中でも大都市サンパウロで独自に発展した「Capitão de areia」と呼ばれるスタイルでした。
カポエイラ + サブカルチャー
帰国してすぐ日本国内でカポエイラを普及させるべくレッスンを開講していきます。 まったく認知度がなかったカポエイラをどう広めていくのか。 ストリートダンサーでもあった徳永は、1999年に「Capoeira-West」というパフォーマンス集団を発足させ、カポエイラをショーケースとして表現していきます。ミュージシャンとのコラボレーション、ファッションモデルなど、純粋なカポエイラとは違うアプローチすることで、1人でも多くの若者にカポエイラを浸透させることが狙いでした。
ブラジルとの架け橋
現時点で15名以上のインストラクターを輩出し、カポエイラの技術や奥深さ、楽しさを伝え続けています。 当団体を通して本部のあるサンパウロへ送り出した人数は50名を超え、サンパウロと日本の文化交友の架け橋を担っています。
Cordão
カポエイラの帯カポエイラは、帯で位が分けられます。
年に一度開催される昇段式(バチザード)にて、帯を取得・昇段することができます。
緑は植物の芽、太陽の黄色、海の青と帯にも意味合いが込められてブラジルらしさを感じます。
団体によって色の種類や順番・帯の数は違います。
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1°
Cordão Verde
- Aluno - -
2°
Cordão Amarelo
- Aluno - -
3°
Cordão Azul
- Monitor - -
4°
Cordão Vermelho
- Instrutor - -
5°
Formado
-
6°
Professor 1°
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7°
Professor 2°
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8°
Professor 3°
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9°
Contra Mestre
-
10°
Mestre
São Paulo - BRASIL
サンパウロ - ブラジル-
団体創始者
Grande
Mestre Itabuna
ブラジルのサンパウロに本部を構える
カポエイラ団体「Lagoa do Abaeté」を
作り上げた偉大な先生。
いくつものメストレやプロフェソールを育てあげ、
ブラジルでも有名な団体の一つとなっています。
大阪に団体ができる以前に、アメリカや群馬県にて
カポエイラを伝え、その文化活動が讃えられ、
ユネスコから授賞されています。
日本に支部ができたのが1999年。
今まで何度も来日し、日本でもカポエイラを
指導してくれましたが、2015年4月に病に倒れ、
62歳にて遠い空へと旅立たれました。 -
団体代表
Mestre Du
現在のLagoa do Abaeté本部の代表。
Mestre Itabunaの甥にあたる彼は、
「TÉCNICA CAPITÃES DA AREIA」と呼ばれるカポエイラの
スタイルの継承者として、幅広く活動をしています。
地を這うような力強いしなやかなジンガから繰り出される
蹴りやアクロバットは、これぞラゴアドアバエテ!
という動きばかりです。