カポエイラBIGイベント【BATIZADO 2024】
カポエイラの昇段式
10月20日にカポエイラの昇段式開催が決定!
会場は、ラゴアドといえばココという大阪難波駅近くのリバープレイスです。
天井も3階分吹き抜けになっており、色んな角度からカポエイラを楽しんで頂けます。
また天井も透明の屋根があるので雨も心配せず、なおかつ雰囲気や音の反響はテンションあがること間違いなしです。今回は壁に○○○的な装飾を施しますので、カポエイリスタもお客さんも通行人も、みんなカメラを構えたくなるはずです。乞うご期待!!
バチザードといえば、カポエイリスタの練習してきた成果が認められる日でもあります。
始めて帯をとる人もいれば、念願の次の帯に昇段する人もいます。
先生の帯に昇段する人も!?!?
ステージパフォーマンスで見るようなカポエイラじゃない、本格的なカポエイラが見れる日です。
易しく可愛らしいカポエイラもあれば、蹴りが当たったりこかされたりするような荒々しいカポエイラまで。アクロバットの応酬や、かけひき、自由にホーダの中を動き回る姿から目を離せなくなりますよ。
自然と涙が流れるような感動を
これまでの練習や努力、挫折や苦悩そんなバックボーンが見え隠れする一瞬一瞬。
ようやく帯をとった瞬間の安堵と喜びの顔に、自然と涙が流れる。
そんなワンシーンワンシーンを共有できれば幸いです。
勝ち負けじゃない楽しみ方
カポエイラを見て、まず質問されるのは
「勝ち負けってどうやって決まるの?」
カポエイラは、勝ち負けというよりも2名のカポエイリスタが2人でどのようにカッコいいカポエイラのJOGO(ゲーム)ができるかというものです。
相手の技術にあわせて、動きやスピードなど合わせていく尊重と遊びが必要となってきます。
初級者 vs 初級者
初級者 vs 上級者
中級者 vs 中級者
中級者 vs 上級者
上級者 vs 上級者
それぞれ違った雰囲気のカポエイラのゲームを見せてくれます。
上級になればなるほど、蹴りの技術も回避する技術も卓越しているので、ギリギリの攻防や駆け引き、実際に当てたり転かしたりと、格闘技のように動き回る緊張感あるカポエイラになってきます。
楽器を奏でよう!歌を歌おう!
カポエイラには動きだけでなく、楽器をひいて歌を歌います。歌は全て、ブラジルの母国語であるブラジル・ポルトガル語。
普通じゃお目にかかれない楽器で構成される楽器隊の前でカポエイラをしていきます。
力強い音楽とその時の雰囲気や状況にあわせてチョイスしていく歌、その歌に反応するカポエイリスタ達。その場が盛り上がるかどうかも歌にかかっているので、まさにDJの曲のチョイスに似ていると思います。
動きだけじゃない所にも目をやって頂くと面白さ倍増しますよ。
日程スケジュール
【日程】 2024年10月20日(日)
【会場】 湊町リバープレイス プラザ1
▶︎大阪市浪速区湊町1-3-1 B1
【時間】 13:00~18:00
【観覧費】 無料
【アクセス】Osaka Metro なんば駅26−B出口すぐ
▶︎詳しくはこちら
※他団体から来られるカポエイリスタの皆様は、必ず団体代表の許可をとってお越しください。許可がない場合には会場に入れない可能性があります。
25年の軌跡
1999年に代表であるTOKUが、ダンスにカポエイラを取り入れるべく単身ブラジルへ渡ったことを機に発足したカポエイラ団体「ラゴアドアバエテ」。
昨今のようにSNSやLINEはおろかインターネット自体が普及していない環境だったので、カポエイラ人口を増やす以前にカポエイラを知ってもらうこと自体が難しい状況でした。
そんな状況の中で、クラブミュージック・ストリートダンスに関わりが多かったTOKUは、路上のパフォーマンスやクラブイベントでカポエイラをすることを選びます。ショーケースとして作り上げ、ブラックカルチャーに興味のある人を中心にカポエイラの存在を、そしてカポエイラの格好よさを広めていく活動に力をそそぐようになります。
CAPOEIRA-WEST / カポエイラ ウエスト
クラブイベントをはじめとしたショーケースをメインに活動する「CAPOEIRA-WEST」。
○純粋カポエイラ→Lagoa do Abaeté / ラゴアドアバエテ
●ショーケース→CAPOEIRA-WEST /カポエイラ ウエスト
名前を変え、数々のダンスショーケース・ファッションモデル・雑誌取材など、カポエイラというものが人々の目に触れ、カポエイラがカッコいい!自分もやってみたいと思えるシーンを作り始めました。
HIPHOP・HOUSE・ABSTRACT・Drum & Bassなどクラブミュージックでカポエイラパフォーマンスするというスタイルは、まさに今のラゴアドアバエテの礎を築いたといえるでしょう。
わざわざビリンバウを持ってミナミを歩いたり
大阪心斎橋にある旧ヴィトン前でパフォーマンスしていたのが懐かしいですね。
スタイルの違い!?
カポエイラには大きく「Angola / アンゴーラ」「Regional / ヘジョナゥ」「Contemporânea / コンテンポラーニャ」といくつかのスタイルが存在します。
ここでは、簡単に「ゆっくりなカポエイラ」「速いカポエイラ」としておきましょう。
ただその「速いカポエイラ」の中にも様々なスタイルがあるんです。だから速いカポエイラを見ていても、なんか違うなぁと思えるのはソコです。
当団体は、速いカポエイラの方ですが、その中でのスタイルというと、、、
Estilo da Capitão de areia / スタイル
「キャピタォン ジ アレイア」
「キャピタィス ダス アレイアス」
色んな言い方がありますが、「キャピタォン ジ アレイア」スタイルと当団体ではよく言います。
直訳すると「砂の戦士」「砂の戦士たち」。
もうすでにここで格好いいですよね。
これは、日本に現在何十ある団体の中でも、極稀なスタイルだと思います。日本のカポエイリスタの中でも知っている人は少ないかもしれないですね。
カポエイラ自体がカッコいいと思います。ただ、このスタイルが好きでカポエイラを好きになったメンバーばかりが集まっているのは間違いありません。
ダイナミックな蹴り、蹴り合いのやりとりの仕方、アクロバットのやりとり。
基本の動きのジンガや蹴り方も違いますし、言い出すとキリがありませんので、どんな違いがあるのかは10月20日のバチザードで体感してみてください。
若い世代へのバトン
25年このスタイルを変えることなく、次の世代に引き継いでいくというのが当団体の信念でもあります。このスタイルを押し付けるという事ではなく、上の世代のカポエイラが生き様が格好いいと感じてもらうことに尽きると。
全国大会では、日本1位・2位・特別賞など獲る生徒たちが育ち、その子たちを目指す新しいキッズが育ち始めています。カポエイラの先生を目指してくれてもいいし、したい仕事に邁進してくれてもいい。
少しでも、このカポエイラが将来の糧になってくれたら。そう感じます。
CAPOEIRA-WESTのショーをみて、自分たちでもショーケースをしたい!
そういって自分たちで作りあげたショーケース。
そんな子ども達も今回昇段しますので、応援よろしくお願いします。
これから次の世代が作り上げていくカポエイラにも期待をしつつ、次の節目である30周年に向けて団体全員で邁進していきたいと思います。
ポスターデザイン
ラゴアドのバチザードといえばポスターデザインというほどに、毎年様々なアーティストに制作をお願いし、独創的なデザインで宣伝させて頂いています。今回25周年という節目に相応しく、旧友であり、世界中で高く評価をうけているアーティスト「CASPER」氏に依頼しました。
タイトル「BATIZADO」にはCASPER氏独自のフォントで制作してもらい、我々の団体ロゴとCASPER氏オリジナルキャラのCASPCHAN(キャスプちゃん)のコラージュ作品となりました。
CASPER【プロフィール】
あらゆる文字で表現可能なオリジナルレタリングや、キュートでポップな人気キャラクター「CASPCHAN」を得意に描き、ストリートシーンを中心に絶大な支持を集めるグラフィティアーティスト。唯一無二の魅力的な色彩感と、ポップからハードまで幅広いスタイルを持ち合わせている。
1996年 グラフィティアートを始める。
2005年 水戸芸術館で行われた日本初のグラフィティー展「X-COLOR」に参加。
2007年 ロックフェスティバル「SUMMER SONIC( サマーソニック)」 ライブペイント参加 2013年 REDBULL 主催『アメリカ村街路灯アートプロジェクト』参加
2015年 西成WAN ( アートプロジェクト) 壁画制作 協賛:阪南大学、南海電鉄
2017年 ファッションブランドFENDI のプロジェクト「F IS FOR FENDI」に日本人代表として参加
2018年 MONSTER ENERGY 企画でスノーボードメダリスト平野歩夢のX GAMES Aspen ミューラルアートに参加。
2019年 さきしまコスモタワーホテル(大阪府庁咲洲庁舎内)客室塗装
2019年 道頓堀アートサミット とんぼりリバーウォークへ壁画制作
2019年 IKEA 鶴浜( 大阪市大正区) 会議室 アートワーク提供
2020年 「TUDOR BOUTIQUE OSAKA」開店PR 壁画制作 企画:(株)WALLSHARE, 南海電鉄
2021年 心斎橋OPA 年越し企画ショーウィンドウ内 アートワーク提供
2022年 あべのハルカス近鉄本店「 アートフェスティバル2022」 作品出展
2022年 南海本線「新今宮駅」高架下 巨大壁画制作 企画:(株)WALLSHARE, 南海電鉄
2022年 西成WAN ( アートプロジェクト) 阪堺電車「新今宮駅前」駅舎に壁画制作 協賛:阪南大学、阪堺電車
2023年 「JOE&CASPER EXHIBITION」あべのハルカス近鉄本店 美術画廊にて展覧会開催
2023年 「ART SHINSAIBASHI」 大丸心斎橋店/PARCO 心斎橋店 作品出展
2024年 「JOE&CASPER EXHIBITION」2月 あべのハルカス近鉄本店 美術画廊
2024年 8月 阪神百貨店梅田本店 ハローカルチャーにて展覧会開催
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